Aterier yoggy yoggini

子育てが終わった。　いまは後輩と化した子らをサポートしながら　自分育てをする時期だ

自分のための自分育てではない。長い間　省みてあげられなかった夫のために割く時間。でもいわゆる脂の乗った時期　働き盛りの彼に余分な気を回して欲しくないから　単独でこっそり備えている。

本を読むこと、新聞を読むこと、足を鍛える事。彼が提供してくれるお金を使わずに　自分を高める。

彼が社会での活動を控え　今を支えてくれる友や仲間と次々離れ、再び私の傍に来てくれるのはいつのことか判らない。だから外見なんかどうでもいい。もともと大して無かった社会的知識が長期の渾身の育児期間であらゆる雑多な生活や子ども関連の知識に押し出されてしまった。このままじゃ　戻ってきてくれた夫と並行線。互いに馬鹿に　し合い（そういうタイプの性質なのだ　二人とも！）一緒に楽しい熟婚生活送れない！だから　蓄えておこう。知識に基づく思考力と洞察力、時代を取り込める柔軟性、そして自転車で共にツーリング旅できる程度の脚力！男には社会に７人の敵・・・・なんといっても　夫の最後まで残る最大の味方は私なのだから！！

以下　要約すると！＜身内以外には　どうでもいい　私なりの映画評論　惰性で読みたい方だけどうぞ＞

技能は本物なのだけど　それを笑って受け流し　横道を行く（国立音楽学院を主席で卒業したクラシック演奏家によるハードロックとかが好きな私である）かのように見える主人公が　やるときゃやるよ！みたいな・・

思わず笑うシーンはあるが　恋だの愛だのは全然無い。目の離せぬ戦闘シーン（中学生時代は西部劇大好きだった）はあるが　赤色も体のパーツも飛び散らない。途中のせつなさが決断と勇気を呼び、大きな失敗（または悔いや悲しみ）が闘志と成功につながる・・・そして、どんでん返しで皆がＨＡＰPY，最終（この場合は軍法会議）に臨機応変さやウィットがあって明るく幕が閉じる・・・・私が好きな条件全て入っている映画！なのです。音楽としつこいセリフ応酬でインドや韓国映画は苦手・・・ってその前に恋愛絡まず

生真面目一辺倒でない作品って印韓には無いかも！？

ちなみに　この映画趣味は息子と合致で嬉しい限り

さて、祖母の働く劇場で３回見て、ビデオまで持っていたのに　すっかり忘れていたこの作品、

久しぶりに地上波放送で再会♪コレよ！コレっと外出先の窓辺に置いた携帯電話画面に釘付け!(^^)!

心よい充足感に浸りながらの帰路　観点が変化している自分に＜自分の職業＞を感じた

つらつら考えたのは　こんな感じ・・・少し古い映画ゆえアメリカの視点で終始、お祭り騒ぎで一件落着だが　相手国は踏んだり蹴ったりだ。実際に　民間人には湾曲した報道またはあえて知らせない軍同士の戦闘というものは　海外では時たまあるのだろうが、この映画の相手国＝被害を受けた側＝何がなんだかわからないうちに昇天した兵士や警備員等にも家族や私生活があり、この騒動で仕事を失う人も仕事を得る人もいるだろう。ただ一人の米国人パイロットをトップの判断で意固持に拉致監禁したから莫大な被害が及んだのだが（国内最大の油田施設と軍飛行場施設　あまたの軍事施設と航空機　戦車含む兵器と軍人のみと思われるが国家揺るがすほどの人的被害＝責任者の大佐まで！）が消滅した。

人質として米国に身代金要求したわけではない。命と引き換えに情報を売らなかった大佐を絞首刑にすると強弁した責任者なのだが自分が空中爆破されてしまった　妻として母としての立場が｛映画でも｝、自分や部下の家族を悲嘆に暮れさせ、国家を財政難に落し入れるだけの値打があるの？憎き国の男性ひとりに？？　　と思わせる。彼をここまで頑なに仕立てたのはこの国の風潮であり軍人としての誇りであろうが

常識　良識　自意識なんて心身を不自由にするだけ！心身健康に、長生きしたければ自分の感覚で闊歩しよう♪を常に提案する私に＜ネタ＞にされてしまうのであった　

この＜ガッチガチに固まった思考ゆえの取り返し付かない失敗＞ネタでもう一つ　見えてくる教訓は・・・＜虚勢で得るものはなし、＞～主人公はサポーターの忠言で｛別個の虚勢｝をし、勇気を生んだのだが　成功とは直接関係なかった様子～

思想上　敵対している大国を常に意識し、思想上近い大国の庇護下、いつ見捨てられるか？いつ乗っ取られるか？の不安の中で存続している小国も　現代になっても存在する。虚勢を張ることで　他国及び自国民を抑えている国家も多いことだろう。けれどそれ以外の道もある。弱点を国内外に　さらけ出し　国民に平和を説き　愛と誇りを持って生きる道をトップが宣言している国家がある。勇気を持って反対派と衝突しながらも奮闘中の国がいくつか・・その成功例がコスタリカやブータンだと私は思う。

この二つの国なら　たとえどの国の軍指導者が不時着しても手厚い看護やもてなしの上で交換条件なしに送還させるのでないか？そしてその心温まる出来事は世界中を駆け巡り　圧倒的な親近感に変わり、国際的平和賞授与や財務支援や観光収入・貿易収入の増加につながるのではないか？

虚勢を張って受けるダメージと　どちらが国民にとって　得かは疑問の余地もないこと。要は指導者次第　指導者となる若者の教育次第ということなのですね。

日本は地理と歴史の歩みにおいて国際勢力図の中でも特別な国　ずいぶん昔　北朝鮮のディズニーランドリピーターが空港で保護されたとき、議論の末　条件抜きで送還した政府は　思い切り　叩かれていたが　あれで私も良かったのだと思う。とりあえず＜平和と愛＞重視路線の公記録が残ったから！→１０年も経ったら腰ぬけとは言われない！そして歴史の中では１０年なんて埃のようなものである。

ヽ(^o^)丿ただ、公的には紳士然というか武士道をアピールした処置をし　拉致被害者やその他の交換条件を　恥ずかしくて公に出来ないような水面下工作でしてほしかったなあ。「下腹部に何か埋め込む！か思い切り日本っぽい刺青を施す！そしてその除去手術は　次に拉致被害者とともに東京ディズニーランド訪問したときにしか出来ないよ～だって勝手に除去しようとしたら爆発するもん！さあ　自国に戻って考えて」というプランを夫にしたら、「お前(-_-メ)・・・」の一言で終わった・・・・が　いまだに良いアイデアだと思う）